もやしはどんな料理にも驚くほど合います。
いつも食卓の上に出しておくと、各自が好きなものに好きなだけ加えられて理想的です。
アルファルファは栄養的に優れていますから、欠かさず備えておかれるとよいでしょう。辛みのあるラディッシュ
、キャベツ、マスタードもいつもどれか一種類あると「この料理には辛みのあるもやしの方が合うわ」というふうに変
化が楽しめ、合わせる料理に幅が出ます。
具体的に食べ方をあげてみますと、サラダ、サンドイッチ、スパゲティー、カレー、スープなどに加えてみたり、
和食には味噌汁、お吸い物、雑炊、おかゆ、鍋物などは器にもってからもやしを加えて下さい。
とろろ、納豆と合わせますと非常においしく、また大根おろしと和えますと、もやしの匂いが消えるので、いくら
でも食べられます。もやしだけを酢醤油や酢味噌で和えただけでもおいしいものです。
もやしはビタミンや酵素が豊富ですから、できるだけ加熱せず召し上がって下さい。
もやしがたくさんあって早く食べてしまいたい時には、お味噌汁に使ってみましょう。火を消す直前にもやしを入
れ、ほんの少し加熱するようにします。かさが減りますから大量のもやしをとることができます。
また、おひたしにもできます。その場合、ビタミンや酵素は多少少なくなってしまいます。
ただし、もやしはミネラルの宝庫でもあって、とくにカルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、鉄などを豊富に含んでいます。また血液や肺、肝臓、腸をきれいにしてくれる葉緑素もあります。
それらの栄養素は熱に強いものですから、加熱して大量に取るのも悪くありません。
加熱と言っても何分も煮るのではなく、ほんの数秒でよいのです。
アルファルファの種の中にラディッシュやレッドクローバーの種を加えて、一つのざるで一緒に栽培することもできます。
たとえばアルファルファ大さじ1杯とレッドクローバー大さじ1杯とか、さらにそれらにラディッシュを小さじ1杯加
えても結構です。ラディッシュは茎がピンク色になりますので、少量アルファルファやレッドクローバーに混ぜると、
とてもきれいで食欲をそそります。ラディッシュの辛みが苦手な方でもこれなら大丈夫です。
一緒に栽培できるのは、収穫日数やもやしの大きさが同じタイプのものに限られます。
copyright(c)2009 moyasikenkyukai.All rights reserved.