十分に成長したもやしがたくさんあって食べきれないときは、冷蔵庫で保存しておきます。
ざるから収穫したもやしの根が湿っているなら、ペーパータオルなどで水気をとり、保存容器に入れて冷蔵庫で管理してください。
食べるときには、容器から出してそのまま料理に使ってもいいし、水洗いして殻を取り除き、水気をふきとってから使ってもかまいません。
冷蔵保存する前の段階で、殻をとっておく方法もあります。
収穫したもやしをボールの水の中でほぐして、根元の方についている殻をよく洗って取り除きます。
殻が通り抜けられる程の目の粗いざるや、かごがあればその中にもやしを入れ、ボールの中でジャージャー水を流せば自然に殻がかごの目から外に出ていきます。
どちらの方法でも完全に殻をとり除くことは不可能です。殻は食べても害にはなりませんので、神経質になることはありません。
こうしてもやしを洗ったあとは乾燥させます。すぐ食べるならば、さっと布巾やペーパータオルで水分を拭き取るだけで十分です。
しかし保存しておく場合、余分な水分がついていない方が望ましいのです。
もやしを乾燥させる簡単な方法があります。
まず洗ったもやしをざるなどの上にのせ、布巾で大方の水分を拭き取ります。野菜の水切り器を利用するとかなりの水が切れ便利です。
次になるべく平たいざるの上に乾いた布巾を敷き、その上にもやしをのせておきます。それだけで自然に乾燥します。
上の方が早く乾きますので、途中でひっくり返してあげます。
同じ要領で、冷蔵庫に入れておいても乾燥できます。
ただしその時は、表面を布巾かペーパータオルでおおっておかないと、もやしが干からびてしましますので注意して下さい。 おおっておけば一晩冷蔵庫に入れておいても、もやしは生き続けています。
しかし、朝表面のもやしが干からびていましたら、時間を短くするか、可能ならば冷蔵庫を弱めるかして下さい。 冷蔵庫から出してよく水分が切れていましたら、保存容器に入れ冷蔵庫で保存して下さい。こうして水分をよく切っておくと、収穫した時の新鮮な状態で長く保存できます。
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