もやし研究会について

 

もやし研究会 創業者 田口良子

もやし研究会が目指していること

「健全な食生活のために!」

当社のカタログの表紙タイトルにもなっているこの言葉に、すべて言い尽くされていると思います。

健全な家庭料理をささえる産物、どうしても料理がつくれないときに役立つもの、あって助かったなと思えるものを販売していくことを目指しています。

はじまりは、アルファルファとの出会い

もう30年以上前になりますが、国際線のスチュワーデスとして働いていたときに、滞在先のアメリカでアルファルファのもやしと出会いました。

サンドイッチを注文しようとしていたときでした。ケースの中に用意された食材から自分で好きなもの選んで、はさんでもらうスタイルのサンドイッチ屋さんです。

レタスやトマトに交じって並んでいた、名前も知らない野菜に目が止まりました。お店の人に聞いてみたら、「アルファルファだよ。最高に栄養のある野菜だよ」という返事。

帰国してから、日本の健康雑誌にスポンジを使ったアルファルファの栽培セットの広告をみつけて、さっそく購入してみました。でも、腐ってしまうことが多くて、すぐにやめてしまいました。

私のライフワークは、「もやし」

それから10年ほどたって、故丸元淑生先生が出していらした雑誌、『ヘルス』を読んでいたときに、アメリカにある「もやし研究会」のことを知りました。アルファルファなどのもやしの栽培と普及をしている会社です。

それまで私は、スチュワーデスの仕事をしながらも、本当に自分のやりたいことは他にあるんじゃないかとずっと考えていました。自分でできるライフワークを探していたのですが、なかなか見つけられずにいたのです。

スプラウトマンの記事を読んだときに、「自分もこれをやりたい!」って思ったんですね。そのときは、もうインスピレーションみたいでした。

脱サラして、一人で始めました

その記事に事務所の所在地も書いてあったので、ニューヨークまで訪ねて行って、もやし栽培用の種、ザル、それに簡単な説明書も買ってきました。

帰国後、ザルで栽培してみると、今度はとてもうまくできたんです。

その時点では、もやしの紹介と普及活動が仕事になるというめどは立っていなかったのですが、1か月後には会社をやめてしまいました。グズグズしていると、チャンスがなくなっちゃうと思ったから。

友だちからは、「もったいない」とか、「結婚前だからスチュワーデスの肩書きがあった方がいい」とか、いろいろ言われましたけど、「エイッ」って勢いで、脱サラしました。

アメリカ産の種子を選んだわけ

退職金を使って一人で会社を興し、もやし用の種をアメリカから輸入しました。アメリカ産の種を選んだのには理由があります。

それまで日本で販売されていたアルファルファの種子は農薬が使われていたので、もやしにして食べるとかなりの農薬を摂取してしまうからです。

発芽したてのもやしは、本来栄養価が非常に高いものですが、農薬も一緒に食べたのでは、からだにいいはずがありません。日本では無農薬の種子は手に入らなかったので、アメリカから有機栽培の種子を輸入することに決めました。

すごくおいしいものがたくさんあります!

そこで、オーガニックのアイテムを扱っている海外の問屋さんをいろいろ調べているうちに、とてもいい会社に巡り会いました。

はじめは、もやしの種の輸入販売でスタートしたのですが、オーガニックのナッツやドライフルーツなんかも仕入れ先にあったので、一緒に売ってみるといいかなと思うようになりました。それまで、日本であまり見かけたことのなかった変わったナッツやドライフルーツがいろいろあって。試しに取り寄せて食べてみたら、すごくおいしかったんです。

そのようにして、当社のアイテムがもやしの種以外にも広がっていくことになったので、いい業者さんに出会えたことが本当にラッキーでした。

品ぞろえの基準は

品ぞろえの基準は、自分が食べたいもの、あったらいいなと思えるもの、です。そうすると、原価が高くても品質の良い方を選んでしまいます。

特に海外産の食材にこだわっているわけではないので、信頼できる品質のものであれば国産のものも扱っています。

サプリメントも揃えているのは、私自身がとてもサプリメントに興味があるからです。子どものころからからだが弱かったこともあって、30年以上前から、いろいろなサプリメントをとってきました。

当社のプライベートブランドのサプリメントは、受託製造会社に最高の品質をお願いして、製造してもらっています。必要な量の栄養素を確実に補給できるサプリメントになるようにきちっと設計して、1粒の含有量を決めています。原価が高くなるから、妥協して含有量を減らしておこうとか、そんなふうに考えたことはありません。

このページのトップへ△

copyright(c)2009 moyasikenkyukai.All rights reserved.